高すぎる……高価なコーヒー豆

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高価なコーヒー豆① パナマ・ゲイシャ

近年コーヒー界を賑わせているのが、ゲイシャと呼ばれる品種です。パナマを産地としているものが最も有名なため、パナマ・ゲイシャと呼ばれることもあります。

高級コーヒー豆として注目されているのですが、これは味が美味しいことが最大の理由です。もちろん稀少性もあります。栽培が容易ではないため、どうしても取引価格が上がってしまい、通常の豆の10倍以上の価格で取引されています。店頭に並ぶまでにはさらに価格が上がるので、最高品質のものともなれば100gで数万円するものもあるでしょう。

収穫された年や精製方法などによっても価格が上下します。

味は甘みが強いのが特徴で、しかし爽やかです。冷めた後も美味しくいただける点にも魅力があります。

② ブルーマウンテン

ジャマイカにある山脈、ブルーマウンテン。ここの限られた標高のみで収穫されたコーヒー豆を、そのままブルーマウンテンと呼んでいます。収穫エリアが限定されていることにより稀少性が生まれるため、高価格で取引されているのです。

ブルーマウンテンの特徴は、非常に味わい深い点。表面的な味や香りではなく奥底にしっかりと甘み、苦味、酸味のどれもを感じることができ、香りとコクに関しても質が良く心地よさを与えてくれます。

世界の中でも特に日本での人気が高く、9割以上のシェアを日本が占めているそうです。

豆そのものの値段は、1kgで5,000円前後。かなりの高級コーヒーですが、そう感じない人が多いのは偽物が流通しているためです。

焙煎された豆100gが2,000円以上することもあるので、極端に安いものがあればブルーマウンテンであることを疑ってみた方がいいかもしれません。

③ ブラックアイボリー

もともと甘い香りを持つアラビカ種の実を象に食べさせるところから、このコーヒー豆作りが始まります。象はお腹の中で食べたものを消化し糞として排泄しますが、そこに残ったコーヒーの豆こそがブラックアイボリーです。

この独特の作り方により生み出されるコーヒーは、アラビカ種の甘い香りを保ちつつも、象のお腹の消化酵素により苦味が分解され飲みやすくなっています。

作るのに手間がかかることから価格が高騰。生豆は1kgで10万円を超えた額で取引されることもあり、専門店などで飲むと1杯5,000円から8,000円ほどを支払わなければいけません。

④ コピ・ルアク

ブラックアイボリーと同様に、動物の糞により排泄された豆を用いて作られるコーヒーがコピ・ルアクです。コピ・ルアクはジャコウネコの糞の中の豆から作られています。

野生のジャコウネコがコーヒーの実を食べ、消化されない豆を排泄し、現地の人がそれを用いてコーヒーを作ったことに端を発しています。

採れる量が限られているため、必然的に価格も上がってしまうのです。最高級コーヒーとして知られており、やはり1kg10万円程度の値段がつけられることも珍しくありません。

独特な香りを持っているので、好き嫌いが分かれるところでしょう。コクは強く、飲み込んだ後も余韻を楽しめるコーヒーとなっています。